邸宅巣箱は全国的にもめずらしい地域密着型のアーキテクトチームです。我々はあえて鎌倉・逗子・葉山エリアに限定して建築をつくっています。それは人文と自然が共存する豊かな環境が持ち、そして多様性・エコロジー・暮らしの質などのカルチャーが根付く、この土地が大好きだからです。
そしてここでの暮らしや社会活動をいっそう豊かにするために、建築にもできることがあると信じています。地元に集中特化することで最大限パフォーマンスを高め、建築の力で鎌倉・逗子・葉山に暮らす人たちのQOLを向上する。それが邸宅巣箱の理念です。
邸宅巣箱は全国的にもめずらしい地域密着型の建築家チームです。我々はあえて鎌倉・逗子葉山エリア限定で建築をつくっています。それは人文と自然が共存する豊かな環境が持ち、そして多様性・エコロジー・暮らしの質などのカルチャーが根付く、この街が大好きだからです。
我々は、その鎌倉での暮らしや社会活動をいっそう豊かにするために、建築にもできることがあると信じています。地元に集中特化することで最大限パフォーマンスを高め、建築の力で鎌倉に暮らす人たちのQOLを向上する。それが邸宅巣箱の理念です。
建設現場を「鎌倉・逗子葉山エリア」に限定しています。弊社は決して大きな設計事務所ではありませんが、この地域に限れば、大手事務所にも引けを取らない多くの実績があります。地域特有の風土への向き合い方、複雑な建築条例に関するノウハウ、信頼できる建設業者とのコネクションなどに対して、深い知見と豊富な経験があります。
鎌倉・逗子葉山での住宅・別荘が専門です。そして住宅や別荘のような空間をコンセプトとする建物も得意としています。宿泊施設で例えば、商業的なビジネスホテルは苦手ですが、別荘のようなヴィラ型の宿泊施設は得意分野です。集合住宅なら都市に屹立する高層マンションより、緑に囲まれたテラスハウスが得意です。ギャラリーなら外に閉じた都市ギャラリーでなく、緑に囲まれた庭園ギャラリーが得意です。鎌倉・逗子葉山らしい周辺環境を活かした、住宅や別荘、宿泊施設やギャラリーを提案します。
メンバーはそれぞれが鎌倉・逗子葉山周辺に所縁をもつ建築家。建築的なアプローチでこの地域をよりよくしていきたいという共通の理念のもとに集ったチームです。
SDGs目標8に掲げられた「働きがいも経済成長も」。
我々は地域密着を活かして建築家の働き方改革に取り組んでいます。
かつて設計事務所といえば「今日で徹夜何日目?」というくらい過酷な業界でした。それも現在では改善されつつあり、テレワークやフレックスタイムによる多様でゆとりある働き方も増えてきました。それは設計者のプライベートを充実させる良い面がある一方で、案件へのコミットメントが低下して建物のクオリティが低下するという課題を解決できていません。…readmore ▼
建築家の多くは、「できるだけラクしたい!」というよりは「手間を掛けていい建物をつくりたい!」というマインドを持っています。しかし一方で、出産・子育ての合間の限られた時間内では、十分に力を発揮できない現状があります。いくらITツールで効率化しても、緻密な図面を描いて、きちんと打合せをし、気遣いある現場監理をするにはどうしても時間が足りないのです。設計が大好きだからこそ、時間的な制限で案件にコミットしきれないことにやるせない気持ちを持つ。そうして中途半端がよくないと、才能ある建築家が設計業を断念することも少なくありません。
建築家の「働きやすさ」と「手間を掛けていい建築をつくりたいというマインド」はどう両立できるのか。
そのために小さな設計事務所だからこそできることは何なのか。
こうして「建築エリアを限定することで生産性向上を図り、建築家のQOLを高める」というビジョンを描き、邸宅巣箱はスタートしました。あまりにも単純、だからこそ強力なコンセプトです。建築エリアをここまで徹底的に絞り込んでいる設計事務所はないでしょう。
まず建築家は、ITがどれだけ発展しても立地という物理的制約からは逃れられません。実力ある建築家ほど日本全国から声がかかり、業務時間の多くを移動時間に費やさざるをえません。ここをテコ入れしたのです。
では想像してみてください。
グーグルマップを見ながら土地勘のない現場を探すのでなく、そもそも現場が近所だったなら。
新幹線とバスを乗り継いでようやく現場に到着するのでなく、すぐ自転車で現場に到着できたなら。
自治体ごとに建築条例を一から調べるのでなく、最初からいつもの建築条例が頭に入っていたなら。
毎度はじめましての工務店を探すのでなく、もともと信頼できる地元工務店のツテがあったなら。
そうしたら調整業務や移動時間は、どれだけ短縮されることか。
建築家ならこのシンプルな施策による圧倒的な生産性向上効果を掴めるでしょう。
マクロ視点でみれば、これは少子高齢化でますます限られてくる設計者の人的リソースを、効率的に再配置することなのです。そして広くは、SDGs目標13「気候変動に具体的な対策を」(移動圧縮によるCO2の削減)や、目標11「住み続けられるまちづくりを」(地域への帰属意識の高い建築家にの育成)など、持続可能性にもつながるひとつのアイデアです。
建築家の、自分時間・家族時間・仕事時間のすべて良し。邸宅巣箱は地域密着によってそれを達成し、建築家のディーセントワークを叶えるロールモデルを目指しています。
我々は地域にとってもプラスになる活動を心掛けています。例えば鎌倉市景観整備機構に所属してまちづくりのアドバイザーを務めたり、地域活動を積極的に支援したり、建築をテーマとしたイベントを企画することもあります。そして何より地場の工務店や職人との連携してつくる建築は、地域資源の循環そして建築技術の次世代継承を果たすものです。オーナーにとっては、邸宅巣箱に依頼することが、間接的な地域貢献につながると言えるでしょう。我々はオーナーと地域の架け橋となれる設計事務所を目指しています。
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