鎌倉005
環境を二重に切り取る装置としての住宅
北鎌倉・六国見山を望む高台に建つ小住宅。この土地特有の雄大な眺望と頭上の空の広がりという二つの環境に応答し、それぞれを増幅する異なる形式の窓を設けた。一つは、矩形ワンルームの長辺に設けた6m超の水平連窓。六国見山の稜線を絵画的にフレーミングし、視線は外部へと向かう。もう一つは寄棟屋根の頂部に穿たれた天窓。筒状に立ち上げた側壁をもつ天窓により日射を操作し、時間とともに変容する光が空間に届く。前者は「眺める窓」、後者は「もたらす窓」として機能し、無柱空間と木架構屋根との空間的対比のなかで、光が両者の対比を明快に浮かび上がらせる。















