鎌倉003
現代マテリアルによる草庵茶室の再解釈
鎌倉の谷戸に設えた三畳小間の茶室の計画。敷地はレッドゾーンに指定され、安全性の観点からRC造が求められた。本計画では、草庵茶室の空間性を現代的マテリアルでいかに表現し得るかを主題とし、コンクリートを高圧洗浄を施して土壁の風合いを与え、腰貼り部分はラワン型枠で打設することで木目の転写を試みた。下地窓では竹の代わりに鉄筋を用い、造作材も吉野杉に代えて南洋材アガチスを採用した。伝統的な形式を踏まえながら、各部位において素材の置換を積極的に試みることで、現代の構法と感覚に即した茶室空間の再構成を試みた。












